コストはどれくらいかかるの?

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魚介01

 

宇宙で太陽光発電をしようとすると、ロケットを使って打ち上げて、人工衛星のように地球を周回する静止衛星軌道に乗せる必要があります。宇宙で太陽光発電をしますから、昼夜の別や天候に左右されません。24時間常に直射日光からエネルギーを取り出すことが出来ますし、発電のために燃料を必要としませんから、燃料の価格変動にも影響を受けません。このようにメリットが沢山あるのですが、それを実現するためには、、ロケットを使用して発電システムを静止衛星軌道に運んだり、周回軌道に乗っても、その発電システム衛星を追尾、管制したりするコストが発生します。
とりわけ、輸送コストは莫大です。現在想定することが出来るロケットでは、静止衛星軌道に1回で50トンの荷物を運ぶことが出来ますが、静止衛星軌道上に太陽光発電システムを建設しようとすると、およそ1万5千トンの資材を運ばなければなりません。そのため、専門家の試算では、1基の太陽光発電システムを建設するために、およそ3兆円ものコストがかかるのです。比較のために、原子力発電所を建設するための費用は、多くとも5千億円に満たない程度です。つまり、衛星軌道上に太陽光発電システムを建設するためには、材料の軽量化やロケットのコスト低減など技術的ブレイクスルーが必要となるのです。